webで楽しむ一箱古本市 

2020/05/05 21:52

こんにちは、メイリュック堂です。

メイリュック堂店主は、本業ではイラストレーター・グラフィックデザイナーをやっています。
小さい頃から本と絵が大好きで、「本の挿絵を描く人になりたい」という小学生の時の夢を持ったまま特に変わることなく大人になり、結局本当にイラストレーターになってしまったという経歴で今に至ります。

ちょっとコレクター癖が強かった私。20代前半くらいまでは、集めてきた本を売るなんてとんでもない!と思っていました。それが、自分で作品やリトルプレスを作って販売するようになり、本屋さんとも関わりが増え……そんな中で一箱古本市に出くわしたのです。
最初はお客さんとして行っていたのですが、いろんな箱と箱主さんと出会ううち、なんだかムズムズし始めました。本なら…うちにも良いのがアル!!私も…出したい!!と。(笑)
そうして箱主デビューしたのが2年前の春、長岡京の天神さんで一箱古本市。「メイリュック堂」の爆誕です。

ダンボールで作った看板。リュックをしょっているのは「テバサキ」という私の分身的キャラクター。


「メイリュック堂」になる以前から、箱主さんや本屋さんとお付き合いがあったこともあり(仕事柄というのもありますが)、なんだかあっという間に一箱古本市に馴染んでしまいました。
そしてあらためてわかったのは、「好きなもの・ことを通して人と繋がることはとても楽しい」ということです。
もちろん、本が売れて嬉しい!というのもあるのですが、売れようが売れまいが、そこにはいつでも楽しい出会いと繋がりがあり、それが一箱古本市の大きな魅力のひとつでもあるような気がします。

メイリュック堂店主は本業もあるので箱主経験は回数的にはそう多くはないのですが、やはり本が好きなのであちこちの本屋さんや古本市に出没したりして、「本を愛する仲間」がたくさんできました。そして今、外に出られないという前代未聞の状況になって、そんな仲間たちの存在がますます大きく感じられます。
元々普段からひとり黙々と仕事をしている時間も長いので、ひとりの時間もまあ慣れたもの…と思いきや、やっぱり誰かと協力して何かをやったり作ったり、なんとなく人と会ってただヤイノヤイノと喋ったり、そんな人とのコミュニケーションが日々を楽しく照らしてくれていたんだなあと実感しました。
そんな中でこの「みんなのひとはこ」に参加できたことは本当に嬉しいことでしたし、私が「みんなのひとはこ」からもらった楽しさや喜びを、もっといろんな人へ場所へ、これからも広げていけたらいいなと思います。

それにしても、早く外に出たいな~~と思わずにはいられませんが!
今は「みんなのひとはこ」を含め、なるべく今が楽しくなる何かを、精一杯がんばりたいです。
誰もが気兼ねなくお出かけできるようになる頃、一箱古本市や展覧会やイベント会場でみなさんとお会いできる日を楽しみに。

メイリュック堂
小幡 明(おばた・めい)

写真は3年前に初めて自分で企画した本のイベント「旅する本棚」の様子。できたらまた今年やりたい!