webで楽しむ一箱古本市 

2020/04/30 07:41

読酌文庫は現在、平日は冴えない会社員をしながら、休日などに一箱古本市に出店し、古本屋さんを趣味にしている道楽者です。
外出を控えなければならない連休が始まりました。

正直なところ連休突入前は、インドア気質なのでお出かけできなくても、さほど苦にならないと思っていました。たまってる積読を消化したり、創作活動を進めるいい機会じゃないかと。
そんなふうに、前向きにとらえていました。

しかし……

相次ぐ蔵開きイベントの中止発表。
飲食店の営業自粛。

出品しているLeafにも、魅力的なイベント情報や美味しいお酒が飲める店が紹介されていましたが、イベントは中止や延期、お店は営業自粛。
来年は心おきなくイベントに繰り出したい。事態が収束したら掲載店に行きたい。

図書館は閉鎖され、大型書店は休業。
小さなお店は店主の判断にゆだねられつつも、大事を取って休まれているところも多い状態です。
そして一箱古本市も次々と中止が決定されました。

もちろん本はお店に行かなくても買える時代であり、実際通販を利用することも多いのです。

でも、何となく本のある場所に立ち寄って、並んでる本を見て
「新刊出てる!」
「こんな本がある!」
という発見が楽しい。

一箱古本市でも、自分の持っている本と同じ本を見かけた時のうれしさ、足を止めてくれた人と本を介しての交流、そういうものがあるから行きたくなるのです。

お楽しみを次々と取り上げられてしまい、この春は読酌文庫としての活動モチベーションが下がりまくりです。
インドア派だって、行きたい場所はある。
でも今はいけない。

今年は一箱古本市だけでなく、同人誌即売会イベントへの参加も増やし、1月に発行した自作小説の頒布にも力を入れたかったのに……

GW最終日には文学フリマ東京に出る予定をしていたのですが、中止という決定。
いつになればイベントに出られるのでしょう……在庫がたくさんあるというのに……。

そんなわけで、このオンラインで一箱古本市を開くというみつづみさんの試みに参加していなければ、お楽しみをなくしたまま引き籠る、味気ない連休を過ごすことになっていたでしょう。

みんなのひとはこ

意見を出し合い、協力しながらの運営。
それぞれスタンスの違う活動をされている箱主さんが集まっているから、違いを感じながらも一人じゃない感覚。

対面販売する一箱古本市とままた違った、一体感のようなものを感じています。

期間限定のショップ形式ですが、他にも同様の取り組みを始められる方がおられたり、メディアの取材を受けたり……
新しい可能性への広がりも見せています。

開催期間も折り返しを過ぎ、残り1週間足らずとなりました。
一箱主として最後まで楽しく参加していきたいと、改めて感じております。